CTBコモン ver.1.00 使い方
2013/03/07
これは何？
ウディタの基本システム2にカウントタイムバトル(CTB)システムを導入するコモンです。
おまけで戦闘背景を指定できるコモンがついていますが、
かなり簡易的なものなので使うかどうかはお任せします。
導入方法
まず、COMMONフォルダの中にあるコモンイベントを読み込みます。
●上書きするもの
157_X[戦]コマンド登録.common → コモンイベント157番を上書き
188_X◆戦闘処理.common → コモンイベント188番を上書き
Common191to193_X┣◆行動内容のセット → コモンイベント191〜193番を上書き
195_X┣◆１ターンの処理を実行.common → コモンイベント195番を上書き
197_X┃┗◆１行動ループ.common → コモンイベント197番を上書き
Common203to206_○[変更可]戦闘開始時処理.common → コモンイベント203〜206番を上書き
●任意の位置に読み込むもの
Common215to221_X[戦]基本AP算出.common → コモンイベントを7つ使用
●(おまけ)戦闘背景を指定したい場合
188_X◆戦闘処理.common → コモンイベント188番を上書き
222_○戦闘背景指定.common → 任意の位置に読み込み
次に、UDBフォルダの中にあるデータをユーザーDBに読み込みます。
○上書きするもの
タイプ(データ含む)_000_技能.dbtype → ユーザーDB 0番を上書き
タイプ(データ含む)_008_状態設定.dbtype → ユーザーDB 8番を上書き
○任意の位置に読み込むもの
タイプ(データ含む)_018_CTBシステム.dbtype
最後に、CDBフォルダの中にあるデータを可変DBに読み込みます。
◎上書きするもの
タイプ(データ含む)_010_×┏ 戦闘一時ステータス[基].dbtype → 可変DB 10番を上書き
タイプ(データ含む)_018_基本ｼｽﾃﾑ用変数.dbtype → 可変DB 18番を上書き
◎任意の位置に読み込むもの
タイプ(データ含む)_020_x 戦闘時行動順序.dbtype
基本システムからの追加・変更点説明
このコモンでは、各キャラの敏捷性と行動による遅延率、および乱数によって行動順序が決定されます。
それに伴って、基本システムから追加・変更された項目について説明します。
設定すべき項目
ユーザーDB 0番の『技能』の項目に遅延率[%]が追加されています。
この値が大きいほど、次の行動までの待ち時間が長くなります。
大技を大きく、小技を小さく設定するといいと思います。
ユーザーDBの任意の位置に読み込んだ『CTBシステム』の項目について説明します。
アイテム遅延率[%]は、アイテムを使った後の次の行動までの待ち時間を決定します。
大きいほど待ち時間が長くなります。
無行動遅延率[%]は、しびれて行動できない時や「何もしない」を選択した時の遅延率です。
大きいほど待ち時間が長くなりますが、小さめの値に設定したほうがいいと思います。
以下は、戦闘中に右上に表示される行動順序リスト(ATバー)についての設定です。
ATバー背景画像は、そのままの意味です。ATバーの背景画像を指定します。
ATバー(敵/味方)文字色は、ATバーに表示されるキャラ名の文字色を設定します。
「赤成分,緑成分,青成分」の書式で書きます。
予測ATバー(敵/味方/自分)文字色は、予測ATバーに表示されるキャラ名の文字色を設定します。
予測ATバーとは、コマンド選択中に「どのコマンドを選んだら行動順序がどう変わるか」を表すものです。
「赤成分,緑成分,青成分」の書式で書きます。
変更点
ユーザーDB 8番の『状態設定』の『カウンター』の設定が変更されています。
このコモンでは同じターンに複数のキャラが行動することはないので、デフォルトの設定だとカウンターが出来ません。
なので、次に自分の番が来るまでカウンター状態を維持するように、最低持続ターンを2に設定しています。
可変DBについては、特にいじるべき所、知っておくべき所がないので説明を省略します。
使い方
問題なく導入されていれば、普通に戦闘を発生させればカウントタイムバトルになります。
おまけで付けた戦闘背景指定コモンは、戦闘発生の前に呼び出して使います。
任意の位置に読み込んだ「○戦闘背景指定」のコモンイベントを呼び出して、
画像表示倍率[%]と画像ファイルを指定すればOKです。
このコモンの2次配布・改造等は自由です。
というか誰かもっと上手く作ってください。お願いします。
制作：苦八
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