ファイルフォーマット

Last-modified: 2014-07-16 (水) 19:58:27 (3571d)

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文字列データ

項目バイト数備考
文字列の長さを表す整数4文字列長
文字列データX上記で指定した実際の文字列データ。文字列の末尾を表す'\0'が最後に付加される。

.commonファイルフォーマット

  • この節では、コモンイベントを保存する際に生成される.commonファイルのファイルフォーマットを解説しています。
内容バイト数備考
(ファイル先頭)--
.commonファイルであることを示すマジックナンバー46C 38 0C 03
.commonファイルに含まれるコモンイベント数4-
コモンイベントX後述するコモンイベントが上記個数
(ファイル末尾)--

コモンイベントフォーマット

  • この節では、.commonファイルに含まれるコモンイベントのフォーマットを解説しています。
内容バイト数備考
(コモンイベント先頭)--
マジックナンバー18E(1つのコモンイベントイベントの始まりを示すマジックナンバー)
ID4コモンイベントの番号
起動条件の比較方法0.5(上位バイト)00:より大きい 10:以上 20:と同じ 30:以下 40:より小さい 50:以外 60:とのビット積
起動条件0.5(下位バイト)00:呼び出しのみ 01:自動実行 02:並列実行 03:並列実行(常時)
起動条件の変数番号4後述
起動条件の比較値4-
数値入力の個数1-
文字列入力の個数1-
コモンイベントの名前の文字列データ4+X-
イベントコマンド数4-
イベントコマンドX後述するイベントコマンドが上記個数
オプションデータサイズ4(現在のところ、メモ用以外には使用されていない?)
オプションデータXstub
メモの文字列データ4+Xコモンイベントのメモ欄に表示される文字列データ
チェックデジット1データ配列が正常に並んでいるかチェック。この値が0x8Eか0x8Fでない場合は強制終了する。
入力する数値と文字列の個数4現在は0A固定
数値1の意味4+X-
数値2の意味4+X-
数値3の意味4+X-
数値4の意味4+X-
文字列1の意味4+X恐らく使われていない
文字列1の意味4+X-
文字列2の意味4+X-
文字列3の意味4+X-
文字列4の意味4+X-
数値1の初期値の文字列4+X恐らく使われていない
入力する数値と文字列の個数4-
数値1の特殊指定100:特殊な設定をしない 01:データベース参照 02:選択肢を手動作成
数値2の特殊指定1同上
数値3の特殊指定1同上
数値4の特殊指定1同上
-1-
-1-
-1-
-1-
-1-
入力する数値と文字列の個数4-
数値1の選択肢4+X選択肢フォーマット参照
数値2の選択肢4+X同上
数値3の選択肢4+X同上
数値4の選択肢4+X同上
-4-
-4-
-4-
-4-
-4-
-4-
入力する数値と文字列の個数4-
-4+Xデータベース参照フォーマット又は選択肢を手動作成フォーマット参照
入力する数値の個数4初期値は05
数値1の初期値4-
数値2の初期値4-
数値3の初期値4-
数値4の初期値4-
チェックデジット1データ配列が正常に並んでいるかチェック。この値が0x8Fか0x90でない場合はロードできない。
コモンイベントの色400:黒 01:赤 02:青 03:緑 04:紫 05:黄色 06:グレー
チェックデジット4*125全て0x01でない場合は強制終了する。
チェックデジット10x91固定
チェックデジット40x01固定
チェックデジット10x91固定
(コモンイベント終端)--

イベントコマンドフォーマット

  • この節では、イベントコマンドのフォーマットを解説しています。
  • 1個のイベントコマンドは複数の数値データと、複数の文字列データから構成されます。
内容バイト数備考
(イベントコマンド先頭)--
数値データの個数1-
数値データX*4数値データを上記個数
インデント1後述
文字データの個数1-
文字データX
動作指定フラグ1このイベントコマンドが動作指定か否かを表すフラグ(動作指定コマンドの場合1、それ以外の場合0)
動作指定X動作指定コマンドの場合、その内容(後述)
(イベントコマンド終端)--

インデントについて

  • インデントとは字下げのことをいいます

動作指定コマンドの内容

  • この節では、動作指定コマンドのフォーマットを解説しています。
    内容バイト数備考
    (動作指定コマンド先頭)--
    stub
    (動作指定コマンド末尾)--

各種イベントコマンドのフォーマット

1個の数値データのみからなるイベントコマンド

  • イベントの種類を表す数値データ1つのみからなるイベントコマンドを以下に示します。
  • 文字列データ個数は0です
    イベントコマンドイベントを表す数値データ
    (命令無し)-注100 00 00 00
    チェックポイント63 00 00 00
    文章65 00 00 00
    文章選択肢66 00 00 00
    コメント67 00 00 00
    文章の強制中断69 00 00 00
    トランジション準備A1 00 00 00
    トランジション実行A2 00 00 00
    ループ中断AB 00 00 00
    イベント処理中断AC 00 00 00
    タイトル画面へ戻るAE 00 00 00
    ゲーム終了AF 00 00 00
    ループ開始へ戻るB0 00 00 00
    ピクチャ以外の画面更新[停止]B1 00 00 00
    ピクチャ以外の画面更新[再開]B2 00 00 00
    動作完了までウェイトCA 00 00 00
    イベント処理中のEv移動ONE6 00 00 00
    イベント処理中のEv移動OFFE7 00 00 00
    分岐終了-注2F3 01 00 00
    ループここまで-注3F2 01 00 00
  • 注1:イベントの最後、ループや条件分岐の中などに現れる空命令。
  • 注2:文章選択肢、条件分岐(変数)、条件分岐(文字列)で共通
  • 注3:回数つき、回数無し両方で共通
  • たとえば、「文章の強制中断」の場合以下のようになる。
    01 69 00 00 00 XX 00 00
    │ │          │ │ └ 動作指定命令かどうかのフラグ。動作指定命令でないので0。
    │ │          │ └ 文字列データ個数。文字列データを必要としないので0。
    │ │          └ インデントの段数。
    │ └ 「文章の強制中断」を意味する数値 69 00 00 00
    └ 数値データ個数。イベントコマンドの種類を表す数値データが1個からなるので1。

イベントコマンド「変数操作」のイベントフォーマット

内容バイト数備考
(イベントコマンド「変数操作先頭」)--
数値データの個数4この値は5または6
変数操作のイベントコマンドを表す定数479 00 00 00
操作対象の変数を表す数字4変数の指定方法は別途記載
操作に用いる左オペランド4同上
操作に用いる右オペランド4同上
操作を表す数値データ4詳細は別途記載
操作する変数の個数0 or 4複数の変数を操作するチェックをつけた場合は、4バイトで操作する個数を指定
インデントの深さ1-
文字列データの個数100(「変数操作」イベントコマンドには、文字列データは含まれないので、必ず00)
動作指定コマンドフラグ100
(イベントコマンド「変数操作末尾」)--

文章表示・コメント文のイベントフォーマット

内容バイト数備考
(イベントコマンド先頭)--
数値データの個数4この値は1
変数操作のイベントコマンドを表す定数4文章表示の場合は65 00 00 00、コメント文の場合は67 00 00 00
インデントの深さ1-
文字列データの個数1
文字列データX表示する文字列またはコメント
動作指定コマンドフラグ100
(イベントコマンド末尾)--

マップチップ上書きイベントコマンドフォーマット

内容バイト数備考
数値データの個数4必ず7
マップチップ上書きイベントコマンドを表す定数4F2 00 00 00
対象レイヤ4
起点X座標4
起点Y座標4
上書きする横幅4
上書きする縦幅4
上書き後のマップチップナンバー4
文字列データの個数1必ず0

数値特殊指定のフォーマット

選択肢フォーマット

内容バイト数備考
選択肢の個数4データベース参照時の『「-1〜「-3」を追加する』をチェック時は3固定
選択肢nの文字列データ4+X*YY=選択肢の個数

データベース参照フォーマット

内容バイト数備考
数値データの個数4DB時は3固定
数値nの対象DB400:システムDB 01:ユーザーDB 02:可変DB
数値nのDBタイプ4
『「-1〜「-3」を追加する』のチェック状態4未チェック時:0 チェック時:1

選択肢を手動作成フォーマット

内容バイト数備考
数値nの選択肢の個数4
選択肢mの内部値4*X

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  • しょぼいですがマップデータ(mps)を少しだけ。 0x0A:マジックナンバー(57 4F 4C 46 4D,WOLFM) 0x22=タイルセットの番号 0x26=マップの横サイズ 0x2A=縦サイズ (0x1D=なし) -- カラーブラウン管? 2014-07-16 (水) 19:58:27