イベントコマンド のバックアップ(No.3)


イベントコマンドの基本

特殊文字一覧

  • 「文章の表示」や「ピクチャの文字列表示」などで利用できる特殊文字です。 XXは数字を表します。
    \v[XXX] :XXX番の通常変数の値に置き換えます
    \v?[XXX] :予備変数?のXXX番の変数の値に置き換えます、\v1[30]など
    \s[XXX] :XXX番の文字列変数の値に置き換えます
    \f[XX] :フォントサイズを変更します
    \m[XX] :その行の最大フォントサイズを指定します、行頭に入れて下さい。
        文字のタテ位置がガタガタになるときに使ってください。
    \c[XX] :フォントカラーを変更します、色はシステムDBタイプ12から読み込まれます。
    \E:以降の文字列をフチ(=エッジ,E)付きにします
    \N:以降の文字列をフチ無し(=ノーマル,N)にします(※こちらがデフォルト状態)
    \-[XX] :XXピクセル分、以降の文字幅を詰めます。
        マイナス値を入れると文字が広がります。

編集時の知っておくと便利なこと

  • [イベントコマンドまとめて選択]
    • SHIFT押しっぱなしでマウス選択。ただし条件分岐の先頭と終わりの対応はチェックできないので、変に選択したまま削除すると「分岐終了」だけちょん切れて残ったりすることもある、注意。
  • [イベント入力時の操作(複数選択する場合はShift押しながら)]
    • Cキー:コピー
    • Xキー:切り取り
    • Vキー:貼り付け
    • DELキー:削除
    • Spaceキー:イベントコマンド入力リストの表示

計算式

代入先が左辺、それ以外を右辺として説明する。

代入右辺を左辺にそのまま入れる
+=加算右辺の値の分だけ左辺を足す
−=減算右辺の値の分だけ左辺を減らす
×=乗算右辺の値の分左辺を掛ける
÷=割算右辺の値の分左辺を割る
%=余剰右辺を割算し、その余りが左辺に代入される
引上げ左辺より右辺が大きければ、左辺に右辺を代入する
引下げ左辺より右辺が小さければ、左辺に右辺を代入する

イベントコマンド詳細解説

文章の表示

画面に文字を表示する処理をします。 コメント文を押すと、書かれた内容が注釈メモとしてイベントエディタに挿入されます。

選択肢

最大10択までの選択肢を表示し、プレイヤーに入力を促します。

  • 左/右キーで分岐って何これ?
    • 選択肢の表示中にそのキーを入れたとき、専用の分岐に飛びます。「キャンセル押したときの分岐」の、左/右キーバージョンだと思ってください。
  • 強制中断分岐は、「■選択肢の強制中断」を行ったときの分岐先を示します。この「選択肢の強制中断」は、別の並列イベントから実行する必要があります。使い道としては、制限時間付きのクイズなどが挙げられます。

変数操作

指定した変数の値を弄る処理をします。 代入先が左辺、それ以外を右辺として説明します。

  • Self/変/Sys
    • 代入先の種類を選ぶ
  • データを呼ばない
    • これにチェックを入れると-999999〜999999の制限を越えた整数値を利用できる
  • 実数計算
    • これをオンにしていると、内部処理を一時的に小数点以下まで見て計算します。たとえば、
       100 *= 3 / 2
       という計算をしたとき、実数計算オンにしていれば   100 *= 1.5 で結果が150になりますが、  実数計算をオフにしてると内部的に   100 *= 1(整数計算すると3/2 = 1として扱われる)となるので結果が100になります。戦闘の計算式などで特に重要になると思います。

変数操作+

指定した変数の値を弄る処理をします。 画面や、BGM、マウスの状態などを扱うという点が変数操作との違いです。

  • Self/変/Sys
    • 代入先の種類を選ぶ
  • キャラ
    • X/Y座標(標準)
      • そのキャラの、1マスを1として数えた座標を取得します
    • X/Y座標(精密)
      • そのキャラの、1マスを2として数えた座標を取得します。これは移動幅が0.5だった場合のことを想定して、細かい位置を探る手段です。
    • 向き
      • つまりはこういうことです。
        7 8 9
        4   6 テンキーが無い方本当にごめんなさい
        1 2 3
    • 地面からの高さ
      • 追記求む
    • 画面X/Y座標
      • マス数ではなく、ドット数で取得します。
    • 影グラフィック番号
      • 追記求む
    • 現在地点のタイル番号
      • そのキャラが踏んでいる/同じ場所の地形のタイル番号を取得します。
  • 位置
    • キャラの位置ではなく、ダイレクトに座標からタイル番号やその場所のイベント番号を取得します。
  • その他
    • 現在のマップ番号
      • 嗚呼追記求む

文字列操作

文字列変数を弄る処理をします。 キーボード入力の場合は、プレイヤーが入力できる最大数をサイズ(半角)で指定できます。

ロード位置を変数で指定 追記求む

DB操作

データベースを元に変数を弄る処理または、 変数を元にデータベースを弄る処理をします。

条件(変数)

条件(文字列)

ピクチャ

画面に画像、文字を描く処理に特化したものです。 拡大率は0〜∞編集画面にありますが、マイナスも可能です。

サウンド

音楽、環境音、効果音の制御処理をします。

場所移動

マップのイベント位置を操作または、 表示するマップの変更を行います。

ファイル操作

セーブデータの操作をします。 セーブデータの一部だけ操作することも可能です。

チップ・画面処理

チップの性質を一時的に変更したり、画面を揺らしたり、画面の中心点を移動したりできます。

キャラ画像

パーティーメンバーの歩行グラフィックを操作します。

その他1

様々な細かい処理を行います。

ループ(繰り返し)
ループ中断が実行されるまで中に書かれたコマンドを繰り返す。
ループ中断
ループから抜け出す。
ループ開始へ
すぐにループの開始地点から処理をしなおす。
動作指定
イベントや主人公のキャラチップの動きを制御する。
完了までウェイト
動作指定で制御中のものが全て終わるまで次のコマンドを開始しない。
トランジション準備(画面停止)
画面を描画だけ停止する(処理は続行される)
トランジション実行
トランジションの指定で指定された処理を実行し画面描画を再開する。
イベント処理中断
以降のイベントコマンドを無視して、イベントを終わる。
タイトル画面へ
ゲームをリセットし、タイトル画面に指定されたマップを表示する。
ゲーム終了
ゲームエンジンそのものを終了する。
処理中のEv移動ON/OFF
イベント実行中に、他のイベントを自律移動させるかどうか変更する。
画面更新停止
トランジションとの違いがわかんね!追記求む
画面更新再開
上に同じ
トランジションの指定
画面効果の指定を行う。
キー入力チェック
このコマンドが実行された瞬間に押されているキーをチェックし、その対応した番号を変数に代入する。
イベントの一時消去
指定したイベントを指定したフレーム数にかけてマップから消す。このコマンドで消したイベントは、マップをいったん移動すれば元に戻る。
ウェイト
指定したフレーム数かけて、時間を置いてから次のコマンドを実行する。

その他2

様々な細かい処理を行います。

色調変更
画面の色合いを変える。0が最小値で、200が最大値、100が通常の値。フラッシュにするをチェックすると、フレーム数の間だけその色で画面を光らせる。
イベントの挿入
このコマンドを、コモンイベントや同マップの他のイベントの処理に置き換えます。
次イベントの予約
このコマンドが挿入されたら、このイベントが実行し終わると指定されたイベントを実行します。
ラベル処理
処理の目印を置いたり、置いた目印に処理を移動したりします。